想い箱

想い箱

好きを詰め込んだ宝箱

1本目 カメラを止めるな! -これぞエンターテイメント!-

  先々週の日曜日、近くの映画館で『カメラを止めるな!』が上映されたので見てきました。流行りにはとりあえず乗っておきたいから笑笑

  いや〜私あのタイプの話めっちゃ好き。面白かった。楽しかった。2回は見たくなる。ぜひ、予告とか見ないで前情報なしで見てほしい作品です。予告何回か見た私でも「おぉ」となる部分があったので、前情報ないともっと楽しく見られると思う。

  ゾンビものなので血が苦手な方には少しきついかもしれないけど、見ず嫌いせず最後まで見てほしいです。

 

※以下大いにネタバレ含みます。↓↓

 

 

  まず、最初に始まる長回しゾンビ映画『ONE CUT OF THE DEAD』。あんなに長い時間のワンカット撮影初めて見た。相当リハーサルされたんだろうな〜。思ってたよりグロかった笑。その中で不思議に感じてた点が

・途中休憩時間中に変な間がある。

・音声さん全然動かない

・監督が「カメラを止めるな」と指示

・どこからともなく現れる監督

・ヒロインの斧発見シーン

・ゾンビなのに後半起き上がらない

・最後の屋上でヒロインの長いアップ

・途中で死んだはずのメイクさんが起き上がる

・最後のシーンめっちゃ彼氏ゾンビ止まってくれる

  など。結構変だな〜って思う点があったんだけど、それが全部後半の裏側シーンで辻褄があってめっちゃスッキリした。

  生放送ってのに驚いたのと、そりゃ何かしらハプニング起きるわと思ってたら想像以上に起きる起きる笑。でも生放送が故にカメラを止めることが出来ないという極限状態で色々試行錯誤をするとこが面白くて次は何が起きるんだろうと後半はわくわくしてました。

  演者の監督役とメイク役が事故って本物の監督と奥さんが出るって展開は予想外すぎた。監督が最初のシーンで本心でキレてるとこは最高でした。最後はみんなでいい作品を作り上げるために協力してクレーンしたり、一つになってる感じも良かった。家族の物語もあって、最後の写真も素敵でした。

   あと私が好きなのはエンディングの実際に長回しを本当のスタッフさんが撮ってるところ。映画の中でも忠実に再現されてて、凄かった。人形を入れるタイミングとか、こけるタイミングとか計算と練習があってこそなんだろうな〜。

 

  低予算とか、知らない俳優さんばっかとか関係ない。ただ純粋に映画を好きな人たちが集まって作り上げた作品。それが観客にも伝わってヒットに繋がったのかなと思います。真魚ちゃん可愛かった。

   こういう伏線回収の物語大好き。口コミの影響力って凄い。ちゃんと見てくれている人がいるってことは頑張っていく上での心の支えになりますね。

   もっと言わずと知れた良い映画が見たいな〜

 

 

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